髪が生える?伸びるのが早いのは、どうして早いんでしょうか?

Monday, August 13, 2007

髪が生える?伸びるのが早いのは、どうして早いんでしょうか?

自分のことですが、バイトで帽子をかぶるので、髪は短めにしています。
美容院で切ってもらい、もうすぐ1カ月って時期になるとすごいモサモサになります。
身近な人の中でも早い方だし、美容院でも早いねって言われます。
なんででしょうか?

あと、若いうちにたくさん生えると、だんだん生える量が減っていくんですか??

  • 【発毛の仕組み】

    1日に髪が伸びる割合は、約0.3~0.4mm、1ヶ月でおおよそ1cm伸びることになります。
    髪の周期をヘアサイクル(毛周期)といい、髪が生え、成長して脱毛するまでの間をいいます。
    このヘアサイクルは大きく3つに分けることができ、成長期だけでいうと細かく3つに分類することができます。
    男性が3~5年、女性が4~6年のサイクルになります。

    ①成長期
    毛母細胞が4~6年かけて活発に働いて髪が伸びる時期を言います。
    初期成長きから始まり、3つに分けることができます。

    1.最初の髪が生える段階で、古い髪が脱毛しようと毛根から離れると、その奥で分裂をはじめた毛母細胞が新しい髪を作り始めます。
    2.毛母細胞によって新しく生まれた髪は、毛根から離れた髪を押し上げていき、ブラッシングやシャンプー時に簡単に抜けるようになります。
    3.古い髪が脱毛すると、新しい髪が成長をはじめます。毛乳頭の毛細血管から栄養分が運ばれて、髪が太く成長する時期になります。

    ②退行期
    それまで活発に働いていた毛母細胞の髪を成長させる昨日が徐々に弱まってきます。
    髪の成長が止まり、抜け落ちるまでの準備期間のようなもので2~3週間この状態が続きます。
    髪の成長の休止期間と考えるといいでしょう。

    休止期 退行期を経た髪は毛球が萎縮しています。毛母細胞から離れた髪は完全に成長が止まり、抜け落ちる準備のために徐々に上に押し上げられて行きます。数ヶ月この状態が続き、この髪の奥では新しい髪が作られ始めます。

    ③脱毛
    休止期間を数ヶ月経た髪は、新しい髪に下から押し上げられて自然に脱毛していきます。
    こうして新しい髪が成長しはじめます。

    髪の毛が長いと、栄養の分配数が多くなりますよね?
    短ければ栄養はいきわたりますし、短い分だけ1本1本への栄養量が多くなります。
    身体が健康な証拠ですよ。ご両親に感謝しましょう★

    ●若ハゲや薄毛の原因としては様々なもの考えられています。
    これが全てということではありませんが、主に以下のようなことが上げられています。
    『若いうちにたくさん生えると、だんだん生える量が減っていく』わけではないと思います。

    ?男性ホルモン
    毛深い人はハゲるとか耳にしたことありませんか?
    それは、男性ホルモンテストステロンが若ハゲ?薄毛の原因になるといわれているからです。
    テストステロンは体毛の成長を促すのですが、髪の毛では、細胞分裂を抑制しハゲ?薄毛の原因になってしまうのです。

    ?遺伝
    よく「うちの親がハゲだから将来俺もハゲに???」とか言っている方がいます。
    たしかに男性ホルモンやらの体質的なものの遺伝とかはあるかもしれませんが、直接ハゲが遺伝するわけではありません。
    他にも親と同じような食生活などの生活習慣が原因ということも考えられます。

    ?栄養不足
    食生活の乱れから栄養不足の方が多いようです。
    髪の成分はケラチンというタンパク質によってできています。
    したがって、タンパク質が不足すると髪は十分に育たなくなります。
    もちろんタンパク質を取っただけでは不十分で、その代謝機能を活発にするためのビタミンやミネラルなども必要になってきます。
    栄養のバランスがとれた食生活を心がけましょう。栄養不足は健康にもよくありません。

    ?アルコール
    肝臓によって髪の栄養分が作られるものもあります。
    適度なアルコールなら構わないのでしょうが、アルコールが過度に体内に入ってくると、この栄養分を作り出す処理を妨害してしまうのです。

    ?タバコ
    タバコにはニコチンが含まれていますよね。
    このニコチンが毛細血管を収縮してしまい、髪の毛に十分な栄養分が行かなくなってしまうのです。
    いわゆる血行不良ですね。

    ?ストレス
    髪の毛への栄養分は血液によって運ばれます。
    髪の毛の根っ子にも毛細血管がはりめぐされています。
    しかし、人が過剰なストレスを抱えると毛細血管が収縮してしまい、髪の毛に十分な栄養分が行かなくなってしまうのです。
    これも血行不良ですね。
    ストレスを無くすのはなかなか難しいことですが、極力ストレスの溜らないような生活を送ることが重要です。

    ?睡眠不足
    睡眠不足がお肌に良くないというのはよく耳にしますよね。
    髪の毛も同様で、睡眠不足はよくありません。
    髪の毛は夜に成長しますので、十分な睡眠をとるように心がけましょう。

    ?ヘアケア
    間違ったシャンプーの仕方や、カラーリングなど髪によくないヘアケアをしても若ハゲ?薄毛の原因になってきます。
    正しいヘアケアで健康な髪の毛を保ちましょう。

  • 古来「苦髪楽爪」と言って苦労しているときは、髪が良く伸び、楽しているときは爪が伸びるそうです。当たっているように思います。

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