81歳の叔父が悪性リンパ腫?マントル細胞リンパ腫だと診断されました。

Thursday, June 14, 2012

81歳の叔父が悪性リンパ腫?マントル細胞リンパ腫だと診断されました。

81歳の叔父が悪性リンパ腫?マントル細胞リンパ腫だと診断されました。
ステージ4(末期)とのことです。
今は潜んでいる状態で通常の生活ができますが、先生いわくいつ活発化するかわからないとのことです。
活発化したら大変なことになるので今のうちに抗がん剤治療を始めて、活発化した際のダメージを軽減したほうがよいとのことです。
活発化したらどのような状態になるのでしょう?
また抗がん剤治療を始めた場合、入院で治療を受けなければならないのでしょうか?(通院は無理でしょうか?)
また何回くらい抗がん剤治療をするのでしょうか?
高齢の為、治療をせずに今の元気な状態ですごすことも選択のうちだと思います。
ご存知の方がいらしたらご指導お願いいたします。

  • 悪性リンパ腫、ホジキンリンパ腫の患者本人です。現在、半年の治療を終え
    寛解(見かけ上、腫瘍が消失)し、経過観察中の身です。私も先に回答された、
    国立がんセンターHPで学ばれることをお薦めします。ただし、初めて読まれ
    ますと、いろいろ専門用語や薬剤(抗がん剤)の名前がややこしいかと存じ
    ます。初めは、「マントルとは?」の概略だけでもよいかと思います。

    さて叔父さまの件ですが、ステージ4とのこと。
    原発部位(元となっている病変)が分かりませんが、それ以外に複数病変、他の
    臓器などに浸潤(リンパ腫の場合、転移とはいいません)されての、ステージ4
    かと思います。あと高齢ですのでハイリスクのパターンに入ります。
    しかし文面から察するところ、全身状態がよく通常の生活ができているのは、
    これからの治療で希望がもてます。「ステージ4末期」という記述がありますが、
    内臓などの固形癌と違って、リンパ腫の場合は「末期」はあまり馴染みません。
    固形癌の場合の末期は、あちこち転移していて手術できない状態ですが、
    リンパ腫は血液疾患ですので、初めから手術という手段でなく、抗がん剤に
    による全身療法です。私もステージ4(原発は腋窩、その他、鎖骨?肺?肝臓に
    浸潤)で放射線もリスクが大きく、化学療法のみで寛解に至っています。

    一患者の予測ですが、化学療法(抗がん剤の治療)は、R-CHOP(アール?
    チョップ)ではと思います。通常は3週間毎の治療です。初回治療は入院で
    様子見、副作用?全身状態を観察し、特に問題がなければ以後の治療は、
    3週間毎に通院して抗がん剤の点滴をします。これも問題がなければ、半日の
    治療で日帰りできます(大事をとって1泊の場合も)。
    ちなみに国立がんセンターでは、全身状態がよければ初回から通院です。
    R-CHOP療法は、6?8コース(2回の治療を1コースと数えます)ですので、
    半年の通院となります。ただR-CHOPにしても他の療法にしても、ご高齢
    ですので標準とされている薬剤を減量しての治療も考えられます。外科医の
    手技に変わる、ここは血液内科医師のさじ加減、腕のみせどころかと思います。

    手術にせよ、化学療法にせよリスクは必ずあります。特に化学療法は、骨髄
    抑制といって白血球が極端に落ちます。風邪には要注意です。特にご高齢の方は
    肺炎を引き起こさぬよう、感染症には十分注意が必要です。
    抗がん剤の副作用も予想はできますが、個人差の違いがもっともでるものです。
    同じ抗がん剤でも、ある人は1回の治療で脱毛し、ある人は最後まで軽い脱毛で
    済むとかで。叔父さまはご高齢ですので、無治療の選択も一つかもしれませんが、
    ここはご本人?ご家族?主治医と十分コミニュケーションをとられて、最善の
    選択をされるとよいかと思います。
    主治医を信頼されてください。主治医が化学療法の開始をすることは、まだ叔父
    さまが化学療法に耐えられるとの判断をしてのことだと思いますので???。
    どうぞ叔父さまの治療が奏効できますよう、願っています。
    長文失礼いたしました。

  • まずは、

    http://ganjoho.ncc.go.jp/public/cancer/data/mantle_cell_lymphoma.ht...

    これで勉強しましょう。

  • 0 comments:

    Post a Comment

     
     
     

    My Blog List